カレンダー印刷の成功にはどんな用紙を選ぶかというセンスと印刷の基本的が必要です。高級感を出したければただ単に金額の高い紙、鮮やかにしたければ艶のある紙、などと、単に素人考えでうまくいくほど、甘くはありません。カレンダー印刷に必要な基本的な印刷知識をお教えします。まずはその用紙についてですが、原則同様の種類であれば、厚い方が用紙の金額はアップします。

ですので、強度的にこと足りているのであれば少しでも薄い用紙を選んだ方がコストは下げることが出来ます。また、金額の高い用紙というのは、一般的に次のような用紙です。黒など色がついている用紙、表面が鏡面のような特殊加工を施している用紙、金や銀などのアルミ蒸着紙、ザラザラとしているなど風合いのあるラフ系の紙、これらの用紙はひと手間を加えている関係で一般的な用紙もよりも少し金額はアップしてしまいます。その為、カレンダーのように多くの用紙を使用することが予想される場合には、極力このような紙を選ぶことは避けた方がよいでしょう。

あまり特殊な用紙を選んでしまうと、カレンダーのユーザーが予定を書くなど、書き込みしにくかったり、本番の印刷で特殊紙の為、期待通りの色を表現することが難しかったりなどのアクシデントが予想されます。これらの状況を踏まえると、カレンダー印刷を素人考えで成功させるのは難しいので印刷会社の営業マンによく相談してみましょう。サンプルなど制作実績を見せてもらうのもよいかもしれません。プリント基板のことならこちら